今日もお読み頂きありがとうございます!
さてみなさんの中にはお住まいは賃貸住宅という方も多く
いらっしゃると思います。
最近は地価も上がっている地域もあり、オリンピックや
再開発の影響で家賃が上がっている地域も実際あります。
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家賃の値上げ通知は従わないといけないの!?
では家賃を大家さんが上げるとなった場合、
それに従わないといけないのでしょうか?
結論から言うと、言われたからってそのまま応じる必要はありません。
まず、なぜ値上げをしようと思ったのか、
どのくらいの金額を上げようとしているのかなどしっかりと話合を持つことが大事です。
そこで折り合えるかどうかわかりませんが、大家さんとの関係は出来るだけ良好に
保ちたいので、話し合いもせず、「応じられません」とつっぱねるのは
あまり良くないと思います。
ではその話合で決着がつかない場合はどうなるのでしょうか?
その場合はあなたが妥当と思う金額を支払っていけばいいのです!
ただ、デメリットもあります。
それは、もし裁判などで家賃の増額が認められれば、足りない分に
年10%
の利息を付けて支払わなければなりません!
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大家さんと話合がつかないとどうなるの!?
とにかく話合で解決できなければ、裁判所に調停の申し立てをします。
とうかいきなり訴訟が出来ない制度になっているので調停を
まずしなければなりません。
調停とはあなたと大家さんが直接会話をして妥協点を見出すのではなく
調停委員を介して話合を続けることを言います。
これでまとまらなければ訴訟に移行します。(調停前置主義)
ではどんな時に家賃の増額は認められるものなんでしょうか?
家賃の増減を出来る法律の根拠に「借地借家法」があり
その32条1項によると
・土地や建物に関する税金等が増加するなどにうより土地や建物の価値が
増加した場合。
・上記以外の経済事情の変動があった場合
・近所の相場と比較して不相当となった場合
に出来るとあります。
これ以外に大家さんの気まぐれで値上げということが出来ません。
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実際家賃の値上げって多いの!?
実際は家賃の値上げを本当にしていけるのかが一番の問題ですが
なかなか値上げしようとい大家さんはかなり少ないと思います。
よっぽど明確な理由でもない限り、賃借人と値上げ交渉するだけでも
大変なのにそのうえ調停だ訴訟だいうのはやってられないのが実情です。
それに入居者獲得の競争も近年厳しくなっているから
少しでも退去せずに長く住んでもらおうという考えも多くの方が持っています。
ですので一部で家賃の値上げの声は聞かれますが
まだまだ心配することはないと思いますよ。
ただいつ何時何があるか分かりませんから
知識だけは頭に入れておいて損はないと思います!
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