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バイクのクラッチが切れない時にやってほしい3ステップ対策方法

更新日:

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MT車のバイクで、
「ニュートラルからクラッチを切った状態で、
ローギアに入れると、エンストしてしまう。」
という現象が起きることがあります。

 

特に、10年程度すぎているバイクには、
よく起こる現象なのですが、
知らないと、絶望してしまいます。

今回は、バイクのクラッチが切れない時にやってほしいことを、
まとめましたので、チェックしてみてください。^^

また、こちらの事象は本当によく起こることなので、

バイクに乗っている方は一度見て、知識として頭の片隅に置いておいてください。^^

 

原因・対策の順番で

・バイクのクラッチが切れない原因

・バイクのクラッチが切れない時の対策方法

をお伝えしていきます。

 

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バイクのクラッチが切れない原因

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その前に、バイクのクラッチが切れない原因ですが、
非常に多い原因は、ギアオイルがクラッチに張り付いてしまっている事です。

 

■「何が問題なの?」

本来であれば、
クラッチレバーを引くとクラッチプレートが離れクラッチが切れるのですが、

ギアオイルがクラッチプレートに張り付くことで、
クラッチレバーを引いても、
クラッチプレートが離れず、
クラッチがつながったままになります。

特に、冬はクラッチが切れないという悩みをよく聞きます。

原因はギアオイルにありますので、
ギアオイルを対策することで、95%が解決します。

 

バイクのクラッチが切れない時の対策方法

1.ギアをニュートラルにしてエンジンをかける

この状態では、クラッチが張り付いている事以外に、
特に問題がなければ、エンジンはかかるはずです。

エンジンがかからないなどの場合は、
別の場所に問題があります。
※バッテリ―など
(バッテリ―などの場合は、複合的な原因も考えられるので、
バイク屋さんに預けてしまった方が確実です)

2.ニュートラルでエンジンをかけたまま10分待つ

先ほど、話しましたが、
クラッチが切れない原因はギアオイルにある可能性が非常に高いです。

それは、クラッチ自体がギアオイルに浸かっており、
冬などの場合は、ギアオイルの温度が低いため、
ギアオイルの粘度が高くなっていることが考えられます。

 

その結果として、粘度が高いギアオイルによって、
クラッチが切れないというパターンです。

 

対策としては、ギアオイルの温度が高くなることで、
粘度が低くなり、クラッチが切れるようになるか確認します。

大体、5分程度でギアオイルも暖かくなりますが、
念のため、10分程度エンジンをかけたまま置いておきましょう。

 

3.バイクにまたがり、前輪ブレーキをかけて ローギア(1速)に入れる

ギアオイルが問題の場合は、
ローギアに問題なく入ります。

もちろん、ローギアに入れてもエンストはしません。
恐らく、ここで解決するケースが95%くらいです。

 

この場合は、原因はギアオイルの劣化となります。
まだ問題となるほどではありませんが、
ギアオイルの劣化による粘度の向上で、
クラッチが切れなくなっていたと言えます。

また、ローギアに入れた段階で、
エンストしてしまう場合は、
他の原因が考えられます。

その際は、クラッチのオーバーホールを含め、
検討をする必要があります。
※クラッチのオーバーホールは大体1~2万円で、バイク屋さんで対応してくれます。

バイク屋さんに持っていき、
クラッチ周りを見てもらう必要があります。

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クラッチが切れなくならないための予防法

1.バイク屋にもっていく

(3.)で解決した場合でも、
ギアオイルが劣化しているため、
今後のクラッチ動作に影響があったり、
再び、クラッチが切れない状態になる可能性が高いです。

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そのため、ギアオイルが原因である場合は、
ギアオイルの交換をするようにしましょう。

ギアオイルは比較的安いので、3000円程度で交換出来ます。^^

 

大切なバイクを長く乗るためにも、
ギアオイルは気づいた時に交換するようにしましょう!

 

また、今回偶然ギアオイルについて知った方も、
一度、バイク屋でギアオイルについて見てもらうと安心です。
ギアオイルが減っている事もありますので、
定期的に点検してもらっておくことをおすすめします。

 

2.自宅で出来るメンテナンス

長期間バイクに乗らない場合は、

クラッチレバーを握った状態で固定しておくことで、

クラッチが切れなくなる事象を予防することが出来ます。

※結束バンドなどで固定してしまいましょう

 

特に冬は、長期間乗らないことが多いので、

春に問題なく乗れるように、予防はしておきたい所です。

クラッチを切った状態にすると、坂などの場合は動いてしまう可能性があるので、

サイドスタンドで停車する場合は、タイヤロックをかませるなど、動かないようにしておきましょうね。

 

この方法は、実際にバイク屋さんなど、

バイクを扱っているお店で行われている方法です。

非常に効果がありますので、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

■バイクのクラッチが切れない原因は
ギアオイルがクラッチに張り付いてしまっている事が多い!

■バイクのクラッチが切れない時は
1.ギアをニュートラルにしてエンジンをかける
2.ニュートラルでエンジンをかけたまま10分待つ
3.バイクにまたがり、前輪ブレーキをかけて ローギア(1速)に入れる

■クラッチが切れなくならないための予防法は
1.バイク屋にもっていく
2.長期で乗らない場合は、自宅でクラッチを切った状態で保管する

 

ツーリングシーズンに、バイクのメンテ不足で乗れないかなりガッカリしますので、

そうならないためにも、対策と予防はしておきましょうね!

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